静電容量タッチスイッチとは
capacitance-switch
『電極に指を近づけることにより
静電容量が変化することを原理として
使用した入力装置』です。
検出原理
【導入のメリット】
●凹凸のない高いデザイン性
●直観的に操作できる(LEDや液晶による導きが可能)
●拭き掃除が容易(表面平滑でふき取りが簡単)
●無接点である(物理的な接点でのスイッチでは無い為長寿命)
●隙間等がない為、機械内部に水滴や粉じんが入らない
静電容量タッチスイッチデモ動画
- 静電容量スイッチ(平面)
- 近接ジェスチャーセンサーNEW
- 3DタッチセンサーNEW
機器の操作パネルに於いて、デザイン性や機能性を高める静電容量タッチスイッチは、下記のように構成されており、一貫した対応が可能です。
採用事例の一部
弊社の静電容量スイッチを㈱日本トリム様の整水器ハイエンドモデルにご採用いただいております。
タッチパネル中央に触れると、取水モード選択画面が表示され、モードをタッチしてハンドルを回せば選んだ水が得られます。
従来、静電容量方式では困難とされてきた水周りでの使用を可能としました。
高い透明度を持つセンサーの為、ディスプレイ直下に配置しても、高い透過率と視認性を確保しています。また、可動部や凹凸が無いため、清潔に保つことも容易です。
※他にも有名家電メーカーの冷蔵庫、洗濯機、空気清浄機、レンジフードなど色々な商品にご採用いただいております。
タッチセンサーシート
【特徴】
- 電極部に導電性ポリマー(PEDOT/PSS)を使用しており、曲げても断線せず、曲面への設置が可能です。
- 透明性が高く、LEDの光を透過することができます。 メッシュ等では無い為、LEDの透過部分に影ができません。
- 耐光性が高く、屋外での使用にも耐えます。
【基本構成】
PET、PCフィルム(基材上)に
電極部:PEDOT/PSS
配線部:Agペースト
端子部:カーボンペースト
を印刷し、光学粘着剤(OCA)や補強板等を貼り合せます。
(用途やご指定等あれば、それぞれご対応させていただきます。)
インクジェットプリンターによるタッチセンサーシートの製作NEW
従来のスクリーン印刷による製造方法に加え、
インクジェットプリンターによりタッチセンサーシートを
製作できるようになりました。
具体的なメリット
- 図面データがあれば、すぐに製作可能(設計変更にもすぐ対応できる)
- 印刷版不要(イニシャルコストの低減)
- 短納期(スクリーン印刷方式に比べ制作時間が約1/3)
- 環境に優しい(印刷必要量のインクのみ使用)
初期費用を抑えた試作対応、及び小/中ロットの生産、供給を行うことができます。
製作数量に応じて、印刷方式を使い分け、メリットのあるご提案をさせていただきます。
3Dタッチセンサー(開発中)NEW
延展性の高い導電材料を用い、3Dタッチスイッチの開発を行っております。
これにより、通常フラットのタッチパネルから
さらにデザイン性の高い製品への展開を目指しております。
- フィルムを加熱
- 賦形
- トリミング
- フォーミング完成
- 金型にセットし、インサート成形
- 完成(3Dタッチスイッチ)
お問い合わせ
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。