当社ではISO9001を取得しており、今年も監査の時期が近付いてきました。
ISOとは国際標準化機構のことであり、製品の規格を世界基準に合わせて定めることが目的です。
それにより当社の製品群も大きく言うと国境を越えて流通させることが可能となります。
ISOの認証を受けた後は定期的に監査を行う必要があり、第一に自己監査として内部監査を行う必要があるので仕事や職場の課題を確認するきっかけともなります。
製品だけでなく組織のマネジメントシステムについても規格が制定されており、
このマネジメントシステム規格にはPDCAによる継続的改善を狙いとしています。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことで業務を継続的に改善することができます。
そして、今年から教育訓練の一環として、全社員ISO教育の一環としてビデオの視聴をすることにしました。
見終わった後は教育訓練記録を提出しますので、各社員が理解を深めることが出来ます。
ここで社員の感想を一部紹介させて頂きますと
・内部監査についても、他部署の監査ができるように、共通要素の勉強をし、特に普段の仕事ではPDCAサイクルを回す事が重要と感じました。
・自分の目標や生活習慣を改善したり達成したりすることに役立ててみます。
・ISOの品質目標を立てて行動しているが、結果の記録にとどまり、PDCAをまわすことがなかなかできていないと思う。
・今後、業務改革プロジェクトが進み改善されることに期待し、また自身でも改善できるよう心がけていきたいと思います。
・会社組織として成長するためにも、ISO会議の場や内部監査など時間が許す限り中堅や若手を同席させるなどを行い、組織の若返りを図りたいです。
…といった様に、各々感じられていることは様々ですが、皆さん真剣に取り組まれていた様ですので、ビデオ視聴の甲斐もあったのかと思います。
今後もこのISOに対し真面目に取り組んで、会社の成長へと繋げていければと思います。