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コラム

コラム印刷が伸びると世界が広がる!伸縮センサーの挑戦

2026年2月26日 

今回は、伸縮素材×伸縮インクの組み合わせによるセンサー開発のご紹介です!

伸縮センサーの検証が始まったのは、実は昨年のMedtech Japan 2025でのこと。

当社が満を持して展示した“布センサー”を見た来場者から、

「布センサーって名前なのに、布みたいに伸びないんですね」

という鋭いひと言をいただいたのが、すべての始まりでした。

“布センサー”と名乗る以上、布のように伸びて、曲がって、動きに寄り添う存在でありたい。

その気づきが、伸縮センサー開発の第一歩となりました。

結果として、当社で選定した伸縮素材はすべてセンサーとして十分に機能する可能性あり!!

一方で、使用するインクによってはセンサー用途に不向きなものもありましたが、

ヒーター用途など別分野では活躍の余地がありそうです。

素材の特性をどう活かすかで、使い道はまだまだ広がりそうです。

今回使用した伸縮素材は、どれも柔らかく、引っ張りに強い素材ばかり。

そこに伸縮性のあるインクをスクリーン印刷すると、なんと印刷膜そのものが伸びるという面白い現象が起きます。

「印刷って、伸ばしたら割れるんじゃないの?」

そんな常識を軽く超えて、グイッと伸ばしても導電性をキープ。

素材とインクの相性が良いと、こんなに伸びても大丈夫なん!?と驚くレベルです。

では、実際どれぐらい伸びたのかというと、、、

  • 一番伸びた素材:伸長率80〜90%!

ほぼ倍近く伸びても導電性を維持する、なかなかのポテンシャル

  • 一番伸びなかった素材:伸長率20%ほど

控えめながら、一般的な印刷膜からすると十分に優秀です

素材によって伸び方に差はあるものの、

「センサーがここまで伸びる」という事実そのものが、新しい応用の可能性を広げてくれます。

柔らかい、曲がる、伸びる―――――

そんな特性を持つセンサーは、動くものや身に着けるものとも相性バツグン!

例えば、

  • ウェアラブルデバイスの動作検知センサー

腕や脚の動きに合わせて伸びるので、装着しても違和感が少ない

  • スポーツ、ヘルスケア向けフォーム解析

伸び具合=動きの変化として読み取れるため、姿勢や筋肉の動きを可視化できる可能性あり

  • 衣服、布製品への組み込み

服が伸びるのと一緒にセンサーも伸びるので、自然な装着感のままセンシングが可能

硬いセンサーではできなかったことができるようになる。

これこそが、この技術の面白いところです。

今回の検証で、「どの素材 × どのインクならセンサーとして成立するのか」という材料選定の第一歩が見えてきました。

伸びる素材に、伸びるインクを印刷する。

たったそれだけで、これまでにない新しいセンシングの世界が広がっていきます。

ここからどんな製品が生まれるのか、私たち自身もワクワクしています。

伸縮センサーの可能性、まだまだ伸びていきそうです。

 (このコラムは、開発部R.T. が担当しました。)

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