― カメラに頼らない、尊厳を守る次世代の見守り ―
1. 「見守りたい、でも映したくない」その葛藤を解決する
医療・介護現場において、転倒防止や体調急変の検知に「見守りカメラ」は有効な手段である。
一方で、ベッドルームやトイレといったプライベート空間における映像監視は、利用者の尊厳を損なう懸念がある。さらに、布団の中や身体の下といった“見えない領域”は、カメラでは把握できないという本質的な課題も残る。
当社が提案するのは、「映さずに見守る」という新しいアプローチである。
布そのものにセンシング機能を持たせることで、カメラに依存しない見守りを実現する。
2. 面で捉える「静電容量×湿度」マルチセンシング
独自のスクリーン印刷技術により、布・不織布といった柔軟基材へ直接センサーを形成。
1枚のシートに「静電容量」と「湿度」の2つの検知機能を融合させた。
これにより、視覚情報では捉えきれない変化を“面”で検知する。
- 静電容量センサー
体動や離床をリアルタイムで検知。在床/離床の把握に加え、寝返りや長時間同一姿勢も検出し、転倒・転落防止や適切な体位変換のタイミング把握に寄与する。 - 湿度センサー
布団内部の蒸れや排泄による湿度変化を直接検知。褥瘡リスクの低減や、介助タイミングの最適化を支援する。
これまで見過ごされがちであった利用者の不快な状態を可視化し、適切なケアにつなげることで、快適な療養環境の実現に寄与する。
3. 自然に溶け込む使用感がもたらす快適性
本コンセプトの特長の一つは、“センサーの存在を感じさせない”点にある。
ベッドや車椅子の座面に敷設しても、利用者の日常に自然に溶け込み、違和感なく使用できる。
- 柔軟性と快適性
従来のフィルム型センサーに見られるゴワつきや異物感がなく、自然な使用感を実現する。 また、静電容量と湿度の2つの検知機能を1枚のシートに集約することで、複数のセンサーを個別に設置する必要がなくなり、よりシンプルで違和感のない使用環境を実現する。 - 快適な療養環境への貢献
利用者の状態変化を捉え、適切なケアにつなげることで、快適性の向上に寄与する。 - プライバシー保護
画像情報を一切取得しないため、利用者および家族への心理的負担を排除する。 - 衛生性と運用性
スクリーン印刷による製造プロセスによりコストを抑え、感染症対策としての使い捨て運用にも対応可能である。
【Medtec Japan 2026 展示内容】
会期:2026年4月21日(火)~4月23日(木)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト(東展示棟 東7ホール小間番号:1203)
当日ブースでは、
「静電容量センサー」と「湿度センサー」が一体化したマルチセンサーをご覧いただけます。
本展示はコンセプトモデルによる提案であり、製品化を見据えた検証段階にあります。
そのため、さまざまな活用シーンについて、来場者の皆様と意見交換できればと考えています。
現場の課題やご要望なども、ぜひお気軽にお聞かせください。 皆様のご来場をお待ちしております。
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(このコラムは、開発部H.G. が担当しました。
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