弊社では、フィルムヒーターや、布ヒーターの製造もしています。
(布ヒーター:電極を印刷した布に、両側から布を貼り合わせた構成)
薄い!軽い!柔らかい!
爬虫類のケージを温めたり、
昔懐かしいレコードを平らにするために使ったり、
屋外カメラの曇り防止用として使ったり、
その用途は実に様々です。
薄い!軽い!柔らかい!
ヒーターの可能性はまだまだ広がるはず!
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例えば、こんな用途はいかがでしょうか。
木製の楽器を温める!
クラリネットやオーボエ。
夏場の冷房や、冬場の寒さの中、
楽器を組み立てた直後の音程は低く、
楽器が温まるまで、
手で楽器の表面を温める…、とにかく息を吹き込んで必死に楽器を温める…
という経験、楽器を演奏する人は誰しも経験しているのではないでしょうか。
冷えた楽器に温かい息を吹き込むと、
水蒸気の結露が発生しますが、外側は乾燥したまま!
外側と内側の湿度差によって、楽器が割れてしまうことも…😨
実際、このような事例で楽器が割れてしまったケースが多々あるようです…
大事な大事な楽器。
一度割れてしまうと、修理はできても、元の音色は取り戻せません…😭
そこで。
薄い!軽い!柔らかい!
ヒーターの登場です!
実際にやってみました♪
まずは、普段通り。
楽器ケースから出したクラリネットを組み立て、
チューナーで音程を確認すると…やっぱり低い!😂

そこで、ヒーターの出番です。
空いたスペースにぴったりハマるバッテリー! と、
薄い!軽い!柔らかい!
そのおかげで、
布ヒーターは、楽器を傷つけることなく、ふんわり楽器ケースに収まり、準備完了🎵
ヒーターの電源を入れ、10分後、
楽器ケースを開けると、クラリネットが、ほんのり人肌程度に温まっていました。
ということで、サクっと組み立てて、
いざ、チューナーで音程の確認!
1音目からピタッと音程が合いました💡

程よく温まることで、1音目から安定した音程!!!
人肌程度に温まった楽器は、外側と内側の湿度の差も少ないはず!!!
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木製楽器のように割れる心配はありませんが、
フルートやサックス、金管楽器でも、
人肌程度に程よく温めることで、同様の効果が期待できます🎵
楽器以外でも!
木製のモノ、
人肌程度に、程よく温めたいモノ、ありませんか?
薄い!軽い!柔らかい!
ヒーター、活躍できる場をぜひお聞かせください!!
(このコラムは、開発部C.H. が担当しました。)
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