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コラム

2021年

コラム寒い季節を克服!面状発熱体とは

2021年12月16日 

12月に入りひときわ寒い日が続くようになりましたが、
皆様如何お過ごしでしょうか。
今回はそんな寒い季節にぴったりな商品の紹介となります。

当社ではスクリーン印刷技術を用いてヒーターの製造を行っており、
その名も面状発熱体と言います。

本製品は薄いシート状のヒーターとなり平面は勿論、曲面に対しても温めることが可能です。
一見、印刷とヒーターとは関連が無さそうに思えますが、
普段用いるインクの代わりに銀とカーボンを印刷することによって、
軽い電圧を流した際に抵抗が生じ、発熱をさせることができます。

 

 

こちらはカーボンインク自体にPTC(自動制御)が備わっているので、
サーモスタット(外部回路)がいらず、
温度制御が可能であるので非常に安全性が高い製品と言えます。
印刷時にもカーボンの抵抗値を管理する必要があるのですが、
その際に材料や大きさによっても抵抗値の数値が変わってくるので、
都度確認が必要となります。

PTCが備わっているもの以外にも、固定抵抗のカーボンインクも存在するので、
用途によってはそちらを使用することもあります。

 

材料は印刷でよく使用するPETを使います。

PETは薄くて加工が容易であり、様々な箇所で使用ができるうえ、
熱容量が小さく温度の立上がりが早いのが特徴です。
PET以外にも布に対して印刷を行うこともでき、PETよりも軽くフレキシブルなので、
従来にないドレープ性(フィット性)に優れ、
用途によって材料を使い分けることが可能です。

 

新型コロナウィルスによる感染拡大も少しずつ落ち着きを見せ、

外に出ることも多くなってきました。
本製品はUSBからも電源を取ることができるので、
事務作業以外でもバッテリーを持ち歩き屋外のスポーツ観戦等の寒い中で

是非お使い頂ければと思います。

 

アウトドア以外でも動物のヒーターや介護用ベッド、
発熱ベスト等様々な箇所で当社の技術が使われております。
今後も印刷技術を用いて様々な分野にトライしていきます。

コラムレーザー加工のすすめ

2021年11月11日 

当社では製品加工の際にプレス抜きの他、レーザー加工によるカットも行っております。
通常、抜き製品を仕上げる際には型を起こす必要があるのですが、
試作等で仕上がりイメージだけを確認したい際に、レーザー加工はオススメとなります。

従来、シールの型を用いない加工といえばプロッターカットのイメージが強いのですが、
当社のプロッター機の場合、材料に応じてハイス刃と偏心刃という刃を使い分けて加工を行います。

ハイス刃の場合、カッターのような刃先をしており刃圧は強く硬い材料にも対応ができますが、細かいカットが得意といえません。
偏心刃の場合は、細かいカットが可能ですが刃圧が弱い為硬い材料の対応が困難となります。

通常の印刷会社であれば、そこまでの加工だけで十分な気がしますが、
当社では様々な加工品も請け負っている為、
プロッターだけの加工となると対応が厳しくなってきます。
それに対しレーザーであればPETやアクリル、ゴム製品等様々な材料を加工可能なうえ、
型を作製することが困難な細かいカットも得意とする為、自信を持ってオススメできる加工となります。

アクリルもカット可能!柄をつけることもできます

 

また当社にて作製しているウォールステッカーもレーザー加工を用いてカットしているのですが、
こちらは材質が布の為、通常のトムソン抜き加工ならカット部分から糸のほつれが出てしまいます。

レーザーの場合、焼きながらカットをしていく為
カット部が溶接されたように上手くふさがり糸のほつれ等が無くなります。
これもレーザーの特性をうまく使った加工といえます。

ウォールステッカー 動物

 

他には両面テープ等の粘着が強い材料を細かく切る際、
レーザー加工の場合焼き切る為にシール間に溝ができます。
これにより材料間の糊が干渉することが無く、シールを剥がす際も簡単にはがすことができます。

今回はレーザー加工についてまとめさせて頂きました。
こういった様々な機械を所持しているところが当社の強みです。
試作等でもお困りのことがあったら是非お声掛け頂ければと思います。

コラムYouTube動画について

2021年4月6日 

久しぶりの投稿となります。
新型コロナウィルスについて、大阪では感染者急増による第4波に入ったとの認識を示し
京都においても1週あたりの感染者数が増加し、まだまだ油断ができない日々が続きます。

当社においても、コロナ禍ででの販促活動として、昨年よりオンライン商談を行っております。
また、最近はキーシートやラベル印刷などの加飾印刷だけでなく、今の時代のニーズに対応した、
電子機器事業部とのコラボによる静電容量タッチスイッチのデモ機を作成、
WEB販促にも注力し、その内の一つにYouTubeへの動画配信を行っております。

以前より動画のアップ自体は行っておりましたが、今回アップした動画においては
動画作成業者に委託しプロによる手で、
静電容量タッチスイッチ動画をアレンジして頂きました。

現在、スマートフォンの普及と通信速度の進化により移動中でも商談においても
HPや動画を閲覧することができる為、ここ最近YouTubeも活性化が進み、
また第五世代通信システム(5G)の普及が始まってきたことにより、
企業においてもあらゆる方向からの活動が可能となりました。
5Gが普及すればオンライン商談は勿論、動画の利用等もストレスなく視聴ができる為、
今後あらゆる商談のスタイルが変化していくと思われます。

思えば、コロナウィルスが蔓延した当初は誰しもが慣れないオンライン商談に苦戦し
回線が落ちてしまうことや、音声が途切れたりすることが多かったですが、
今ではどこの企業でも当たり前のように使用されますので、
商談の幅はかなり広がってきたと感じます。

今後はこちらの動画を駆使しオンライン商談においても
スムーズにPRができるかと思います。
現在は、製品動画となりますが会社紹介動画等もアップし、有意義なチャンネルとなればと思います。
その為にも、利用者が無数にいるYouTubeにおいて
これからも新規参入企業がたくさん見込まれる中で、
やみくもに動画をアップするのでなく
ターゲットの明確化を行い、求められる動画を的確に見抜くことが大切かと思われます。

こちらが新たに作成した動画のURLです。是非ご確認をお願い致します。
https://www.youtube.com/watch?v=x_UOp-gdt9E&t=2s